「対決」をテーマに立体化したミニフィギュアシリーズ
有名なヴェロキラプトルとプロトケラトプスの格闘化石をモチーフとしたPVC製ミニフィギュアです。ディスプレイしやすいサイズなので、デスク周りや棚のアクセントなどお好きな場所に飾っていただけます。
宿命の対決〜Story〜
中世代白亜紀後期、中央アジアの草原、プロトケラトプスの営巣地では日々新しい命が誕生していた。孵化した子供を襲おうとするヴェロキラプトルを見つけた親プロトケラトプスは、子供を守るために必死の抵抗を試みる。ヴェロキラプトルの鉤爪が、プロトケラトプスの後脚に深く刺さり、両者の動きが一瞬止まった。
監修者 荒木一成さん インタビュー
- ヴェロキラプトル vs プロトケラトプス ミニモデル全体のコンセプトを教えてください。
- 有名なヴェロキラプトルとプロトケラトプスの格闘化石を元にシーンを想像して作りました。
- ポージングについて、どのようにイメージされましたか?
- 両者が闘って、からみあったまま化石になっているので、その前にあったであろう小競り合い的なシーンを表現してみました。
- 研究結果や判明している事象において、当モデルに反映されていることはありますか?
- なぜあのような姿で化石化したか興味は尽きませんが、ヴェロキラプトルの大きさに対して、プロトケラトプスが大きく、ヴェロキラプトルがプロトケラトプスを獲物として襲ったというよりも、プロトケラトプスに、何らかの理由で反撃されたような気がします。
- モデルの塗装について、注意された点はありますか?
- ヴェロキラプトルは羽毛恐竜なので、やわらかいイメージになるよう表現しました。
- 台座の部分について、どのような情景をイメージされていますか?
- 乾いた土の地面を表現しています。
- 最後にこのモデルについてコメントをお願いします。
- 格闘化石はその直前に起こった事件や事象をいろいろ想像できます。今回のモデルはその内のひとつにすぎません。実はもっと違うシーンが展開されていたと夢想するのも面白いと思います。
監修者プロフィール
荒木一成(あらき かずなり)
自然史系博物館での恐竜復元模型製作、恐竜図鑑などの原型製作を手がける日本を代表する恐竜造形師。