「対決」をテーマに立体化したミニフィギュアシリーズ
白亜紀後期、北アメリカの海上で餌を奪い合うプテラノドンたちのPVC製ミニフィギュアです。ディスプレイしやすいサイズなので、デスク周りや棚のアクセントなどお好きな場所に飾っていただけます。
宿命の対決〜Story〜
中世代白亜紀後期、北アメリカの海上で、プテラノドン・ロンギケプスが海面の魚を捕える。その瞬間、後方から別の影が接近する。魚を横取りしようとやって来たプテラノドン・ステルンベルギに対して、プテラノドン・ロンギケプスは何度も落下しそうになりながらも必死に魚を守ろうとする。
監修者 荒木一成さん インタビュー
- プテラノドンスクランブル ミニモデル全体のコンセプトを教えてください。
- 翼竜のシーンモデルで、まっ先に浮かんだのが、翼竜同志の戦いでした。
- ポージングについて、どのようにイメージされましたか?
- 実際、鳥同志のケンカ、例えばトンビやカラスの餌の取り合いは日常よく見かけるので、それを再現しようとイメージしました。
- 研究結果や判明している事象において、当モデルに反映されていることはありますか?
- これは特にありませんが、プテラノドンは魚食・雑食だったので、魚の取り合いにしました。当初はイカなど頭足類の取り合いも考えましたが、造形的(商品化)に難しいので没にしました。
- モデルの塗装について、注意された点はありますか?
- 同時代、ほぼ同じ種類ということで、あまり差異はつけず大きさ、トサカの模様で差異をつけました。
- 台座の部分について、どのような情景をイメージされていますか?
- 海上のイメージで作り、商品ではクリア素材でよりリアルに表現してもらいました。
- 最後にこのモデルについてコメントをお願いします。
- 空を飛ぶ動物の表現は難しいですが、今回のモデルはそのひとつの表現と思っていただければ嬉しいです。
監修者プロフィール
荒木一成(あらき かずなり)
自然史系博物館での恐竜復元模型製作、恐竜図鑑などの原型製作を手がける日本を代表する恐竜造形師。