ブラキオサウルスの最高峰骨格モデル
恐竜復元画家小田隆による最新学説を取り入れた恐竜骨格のリアルフィギュアです。
ブラキオサウルスBrachiosaurus
分類 :竜盤目/竜脚形亜目/ブラキオサウルス科
サイズ :全長22メートル
生息時代:ジュラ紀後期
ほぼ完全なる全身骨格が存在する最大級の草食性恐竜。前肢が後肢より長く、肩から腰にかけて傾斜すること、尾が短いなど、他の竜脚類とは異なる特徴を持つ。かつては水の中に生息していたと考えられていたが、胸に横隔膜がなく、水圧で肺が潰され呼吸できないという理由から、現在では陸生であったと考えられている。
監修者 小田隆さん インタビュー
- ブラキオサウルスという恐竜に対して、小田様の抱かれているイメージを教えてください。
- 勇壮にゆったりと歩きながら、口のそばにきた植物を手当たり次第に食べていくイメージです。巨大な前肢を使って威嚇されたら。大変な恐怖だったろうと思います。
- 今回のブラキオサウルススケルトンのコンセプトを教えてください。
- これまでは首を高く上げる復元が一般的でしたが、このモデルでは首をほぼまっすぐに保持した姿勢をとっています。博物館でもいまだに首を上げた組立てがされていますが、このモデルでいち早く最新の学説を立体化しました。
- ブラキオサウルスの骨格を立体化するにあたり、各部分において、特に意識、注意された点はありますか?
- やはり首の部分ですね。前肢の姿勢、関節の曲がり方には苦労しました。今でも、これで正しいのかどうか、疑問に思う部分もあり、現時点ではベストではないかと思っています。
- 最後にこのモデルについてコメントをお願いします。
- 博物館でもまだ組み立てられていない、首を高く上げないブラキオサウルスの自然な姿勢を楽しんでいただければと思います。
監修者プロフィール
小田 隆(おだ たかし)
恐竜など古生物の復元アートとコンテンポラリーアートで活躍するアーティスト。