ステゴサウルスの最高峰骨格モデル
恐竜復元画家小田隆による最新学説を取り入れた恐竜骨格のリアルフィギュアです。
ステゴサウルス Stegosaurus
分類 :鳥盤目/剣竜下目/ステゴサウルス科
サイズ :全長9メートル
生息時代:ジュラ紀後期
剣竜類の中では最大級で、最も名の知れた恐竜。剣竜類は背中から尾にかけて骨板が2列に並ぶことが特徴で、尾の先端にある4本の棘は防御用に振り回していた。ステゴサウルスは背中の上に並ぶ骨板が大きな菱型ないし三角形になることで識別できる。大きな体に比べ特に頭は小さく、脳が小さい(約30gほど)。
監修者 小田隆さん インタビュー
- ステゴサウルスという恐竜に対して、小田様の抱かれているイメージを教えてください。
- スマートで優美なイメージを持っています。
- 今回のステゴサウルススケルトンのコンセプトを教えてください。
- 鈍重でなく軽快に動きそうなステゴサウルスの骨格を組み立てたいと思いました。
- 今回製作したモデルについて、これまでのステゴサウルス像と異なる点を教えてください。
- これまでステゴサウルスは比較的保存状態の良い骨格が複数発見されていて、 近年研究の進んでいる恐竜の一つです。従来は全長10mほどと考えられていましたが、 今回のモデルは全長6mほどの設定です。
- ステゴサウルスは骨板やスパイクなど特徴が多い恐竜ですが、骨格を立体化するにあたり、特に意識、注意された点はありますか?
- 背中の骨板の配列には特に注意しました。現在、ボン大学に在籍していてステゴサウルスを 第一線で研究されている林さんの協力を得て、最新の研究成果を盛り込むことができました。
- 最後にこのモデルについてコメントをお願いします。
- 迫力よりもエレガントさを大切にモデル化しました。 あらゆる角度から見て楽しめる造形になっています。 これまでで最も飾って楽しめるスケルトンモデルだと思います。
監修者プロフィール
小田 隆(おだ たかし)
恐竜など古生物の復元アートとコンテンポラリーアートで活躍するアーティスト。