ソフト素材を使用した"あつめる"恐竜フィギュア
"アジアのティラノサウルス"と呼ばれることもあるアジア最大級の肉食恐竜タルボサウルスのPVC製フィギュアです。コレクションしやすいサイズで、遊ぶだけでなくディスプレイとしてもお楽しみいただけます。
監修者 荒木一成さん インタビュー
- アジア最大級の肉食恐竜、タルボサウルスがソフトモデルの仲間に加わりました。タルボサウルスについて荒木様はどのような印象をお持ちですか。
- タルボサウルスは私が高校生のころに、京都伏見の青少年科学センターに何度も通ってスケッチした、ある意味私にとてはティラノサウルスよりも馴染みのある恐竜です。そんな恐竜がソフトモデルに加わり、とても嬉しいです。
- タルボサウルスを造形するにあたり、難しかった箇所や、ぜひここを見て欲しい!といったこだわりの箇所を教えてください。
- ティラノサウルスと非常によく似ていますが、すこしスマートな体型と、吻部がティラノほどごつくないなどの特徴があり、それを表現しました。
- ポージングについてはどのようなイメージで造形されたのでしょうか。
- 他のソフトモデルシリーズ同様、あまり奇抜なポーズではなく、いろんなシチュエーションやコレクションに対応でき、なおかつ肉食恐竜の獰猛さを表したポーズにしました。
- タルボサウルス ソフトモデルの彩色は黄色がベースとなり、暗めな配色が多い肉食恐竜の中では明るいイメージとなっています。今回どのようなイメージを元に決められたのでしょうか。また、参考にされた生物などがいれば教えてください。
- ソフトモデルシリーズの他の種類の恐竜と一緒にコレクションしたときに、あまり色合いが重ならないカラーで、なおかつその恐竜の持つイメージを表現しました。タルボサウルスはモンゴル・ゴビ砂漠で発見されていますから、砂漠のイメージも意識しました。
- 最後にタルボサウルス ソフトモデルについてコメントをお願いします。
- アジア最大の肉食恐竜のタルボサウルス。当時アジア大陸と陸続きだった日本にも、もしかしたら同様の巨大肉食恐竜がいたかもしれませんね。もしそんな恐竜が発見されたらなんて名前がつくだろう?って想像しながらタルボサウルスで遊ぶのも面白いかもしれません。
監修者プロフィール
荒木一成(あらき かずなり)
自然史系博物館での恐竜復元模型製作、恐竜図鑑などの原型製作を手がける日本を代表する恐竜造形師。