フェバリット最大級のやわらか素材のあそべるフィギュア
やわらか素材のあそべるフィギュア ビニールモデルから登場した、全長が60cm以上あるギガノトサウルスのプレミアムフィギュアです。近年発見された新しい恐竜で、若い恐竜ファンに特に人気があります。小さなお子様が触れても安全な素材を使用しているため、リビングや子ども部屋に安心して遊んでいただけます。
ギガノトサウルスGiganotosaurus
分類 :竜盤目/獣脚亜目/カルカロドントサウルス科
サイズ :全長12~14メートル
生息時代:白亜紀後期
白亜紀後期の南アメリカ大陸に生息していた大型肉食恐竜で、1993年に初めて化石が発見された比較的新しい恐竜である。頭骨だけで1.8mもあり、ティラノサウルスと比べると大きいが、形状は全体的に細長く、顎の力は骨などを砕くほどはなかったと考えられている。複数個体の化石がまとまって発見されたことから、群れで狩りを行いアルゼンチノサウルスなどの大型の竜脚類も狩りの対象にしていたのではないかと推測されている。アフリカ大陸の北部に生息していたカルカロドントサウルスは近縁種であり、このことは二大陸がかつて地続きであった根拠とされている。
監修者 荒木一成さん インタビュー
- ダイナソービニールモデル プレミアムエディションのラインナップにギガノトサウルスが加わりました。2022年夏上映の新作映画にも主要な恐竜として登場することが話題となっていますが、ギガノトサウルスについて、改めてどのような印象をお持ちでしょうか?
- これまでもソフトモデル・ビニールモデルでギガノトサウルスの印象は語ってきましたが、今回新作映画に登場するギガノトサウルスの姿を見て驚きましたね。
ずいぶんアレンジしたデザインで、カルカロドントサウルスを彷彿とさせる姿でしたが、背中の尖った装甲など、人気が出るかもしれませんね。
ギガノトサウルスもカルカロドントサウルスも南米の肉食恐竜の仲間なので、映画ではティラノサウルスと造形的な差異で分かりやすくするための演出デザインかもしれません。
もちろんこのプレミアムエディションは、化石を基にギガノトサウルスとして制作していますので、映画のデザインとは違います。 - ソフトモデル、ビニールモデルでは、すでに発売されているギガノトサウルスですが、今回のプレミアムエディションにおいて、サイズ以外の部分で造型の違いなど留意した部分はございますでしょうか?
- ギガノトサウルスは頭部が大きいのが特徴ですが、ソフトモデル、ビニールモデルなど小さい~中くらいのモデルでは、あまり大きくすると、頭でっかちなコミカルな印象になりやすいので、そのあたり多少大きさに工夫を加えました。プレミアムエディションは大きいのが売りなので、むしろその頭の大きさも魅力のひとつになると思い大きく作りました。
- ギガノトサウルス ビニールモデル プレミアムエディションの原型モデル製作にあたり、苦労された箇所、みどころ、アピールポイントなどを教えてください。
- ギガノトサウルスは頭部が大きく、鋭い歯がたくさん生えていて、前肢が比較的大きく3本指があるなど、ティラノサウルスよりも、ゴジラなどの怪獣としてのフォルムのイメージがより強いので、この尻尾をつけて立つビニールモデル プレミアムエディションには非常に適した恐竜じゃないかと思います。
もちろん、怪獣と恐竜とは違うんですけどね(笑) - 彩色は、大型肉食動物らしいベーシックな茶系の色を採用しましたが、出来上がった商品を見て、どのようなイメージを持たれましたか?
- これもいつも言っていますが、シリーズのラインアップで他のモデルとなるべくかぶらない彩色・模様にデザインするのですが、今回はとてもピッタリのイメージになったと思います。
- 最後にギガノトサウルス ビニールモデル プレミアムエディションについて、一言お願いします。
- 南米の恐竜王ギガノトサウルスと北米の恐竜王ティラノサウルス、両方そろえて映画みたいにお家でも対決させてください!
監修者プロフィール
荒木一成(あらき かずなり)
自然史系博物館での恐竜復元模型製作、恐竜図鑑などの原型製作を手がける日本を代表する恐竜造形師。