全長40cmを超えるやわらか素材のあそべるフィギュア
恐竜研究の最初期に発見され、最も早く命名された恐竜イグアノドンのビニール製フィギュアです。小さなお子様が触れても安全な素材を使用しているため、リビングや子ども部屋に安心して遊んでいただけます。
イグアノドンIguanodon
分類 ：鳥盤目/鳥脚亜目/イグアノドン科
サイズ ：全長7〜9メートル
生息時代：白亜紀前期
恐竜研究の最初期に発見され、英国のG・マンテルによって最も早く(1825年)命名された恐竜である。イグアナに似ていることからこの学名(イグアナの歯という意味)が付けられた。前肢の親指の爪がスパイク状になっているのが特徴で、足跡などから、四足歩行することが多かったと考えられている。日本でも石川県や福井県にまたがる手取層群から、イグアノドン類の歯などの化石が大量に発見されている。
監修者 荒木一成さん インタビュー
- 恐竜研究の最初期に発見され、長い歴史のあるイグアノドンがビニールモデルの仲間に加わりました。イグアノドンについて荒木様はどのような印象をお持ちですか。
- イグアノドンは最も初期から知られていた恐竜なので、ついにビニールモデルに加わった！と感無量です。以前、オールディーズで私の好きなカンガルースタイルのフィギュアも販売されましたが、新しい復元もお楽しみください。
- イグアノドンを立体化して頂きましたが、この造型にはどのようなストーリーが込められているのでしょうか?造型への想い、苦労された箇所、みどころ、アピールポイントなどを教えてください。
- イグアノドンは群れで生活していたと考えられているので、普段は四足歩行で群れでゆったり移動しているイメージがありますのでその形で作りました。
- イグアノドン ビニールモデルの彩色はグリーンがベースとなり、味わい深いベーシックな雰囲気が現れていますが、今回どのようなイメージを元に決められたのでしょうか。また、参考にされた生物などがいれば教えてください。
- 草食恐竜らしい良い色になったと思います。深い森や林の中では保護色にもなるでしょう。草食恐竜のなかにはこのように肉食恐竜から身を隠すため保護色の恐竜もいたでしょう。
- 最後にイグアノドン ビニールモデルについてコメントをお願いします。
- 四足歩行で作っていますが、そこはビニールモデルの良いところ、二本足で立たせて、前足のスパイクになっている親指で、肉食恐竜のフィギュアと戦わせてみよう！
監修者プロフィール
荒木一成（あらき かずなり）
自然史系博物館での恐竜復元模型製作、恐竜図鑑などの原型製作を手がける日本を代表する恐竜造形師。