全長60cmを超えるやわらか素材のあそべるフィギュア
ジュラ紀後期の北米大陸に生息していた大型の草食恐竜ディプロドクスのビニール製フィギュアです。小さなお子様が触れても安全な素材を使用しているため、リビングや子ども部屋に安心して遊んでいただけます。
ディプロドクスDiplodocus
分類 ：竜盤目/竜脚形亜目/ディプロドクス科
サイズ ：全長25〜30メートル
生息時代：ジュラ紀後期
ジュラ紀後期の北米大陸に生息していた大型の草食恐竜。他の竜脚類と比べ前肢が短く、首から頭部までが地面に近い位置にあった。このことから樹上だけでなく、背の低い植物も口の前方に並ぶ櫛のような歯で漉くようにして摂食していたと推測される。体の半分以上ある長い尻尾は、尾椎骨が80個にもなり、鞭のように左右に振り肉食恐竜から身を守っていたと考えられている。
監修者 荒木一成さん インタビュー
- ムチのような長い尾が印象的なディプロドクスがビニールモデルの仲間に加わりました。ディプロドクスについて荒木様はどのような印象をお持ちですか。
- ビニールモデルシリーズではブラキオサウルスに続く竜脚類です。竜脚類の好きな私にはとても嬉しいラインナップです。私たち世代は、ディプロドクスはブラキオ、アパトサウルス（ブロントサウルス）と並び竜脚類御三家ですからね。
- ディプロドクスを立体化して頂きましたが、この造型にはどのようなストーリーが込められているのでしょうか?造型への想い、苦労された箇所、みどころ、アピールポイントなどを教えてください。
- 長い首、太い胴体、長い尻尾。とても恐竜らしい恐竜のディプロドクスがビニールモデルに加わったのは嬉しいです。特にムチのように細長い尻尾の先は製品化にあたり苦労されたと聞いていますが、うまく造形されていると思います。
- ディプロドクス ビニールモデルの彩色は、同じ竜脚類のブラキオサウルスビニールモデルとは一味違い、赤色が基調となったインパクトの強い印象です。今回どのようなイメージを元に決められたのでしょうか。また、参考にされた生物などがいれば教えてください。
- とても奇抜な色のように思いますが、これまでにないディプロドクスになったと自負しています。この配色を見ると、恐竜が爬虫類の仲間だったって思えるんじゃないでしょうか。
- 最後にディプロドクスビニールモデルについてコメントをお願いします。
- ディプロドクスのこんな大きなフィギュアはあまりないと思いますし、ビニールモデルなので、ガンガン遊べます。尻尾をムチのように武器にして、肉食恐竜と戦わしてください。
監修者プロフィール
荒木一成（あらき かずなり）
自然史系博物館での恐竜復元模型製作、恐竜図鑑などの原型製作を手がける日本を代表する恐竜造形師。