フェバリット最大級のやわらか素材のあそべるフィギュア
やわらか素材のあそべるフィギュア ビニールモデルから登場した、ヨロイ竜として人気が高いアンキロサウルスのプレミアムフィギュアです。全長は50cmを超えるビッグサイズで大迫力のモデルです。小さなお子様が触れても安全な素材を使用しているため、リビングや子ども部屋に安心して遊んでいただけます。
監修者 荒木一成さん インタビュー
- ダイナソービニールモデル プレミアムエディションのラインナップにアンキロサウルスが加わりました。鎧竜の代表的恐竜であるアンキロサウルスについて、改めてどのような印象をお持ちでしょう?
- 正直に言うと、私はヨロイ竜には少し苦手意識がありました。背中の装甲のような同じ形のパーツを大きさを変えながらたくさん作らないといけないなど、不真面目な私には鬼門の恐竜でした。
しかし、最近とても保存状態の良い化石が見つかったり、2023年にはヨロイ竜が主役の恐竜博が開催されたり、にわかにヨロイ竜の人気が上がってきたイメージがあり、私も好きになってきました(笑) - ソフトモデル、ビニールモデル、ミニモデルでは、すでに発売されているアンキロサウルスですが、今回のプレミアムエディションにおいて、サイズ以外の部分で造型の違いなど留意した部分はございますでしょうか?
- ヨロイ竜は先に書いたように、保存の良い化石でほぼ装甲の並びが特定できる種類もありますが、アンキロサウルスは頭部や棍棒、装甲の一部分化石しか見つかっていないので、近縁の種類が見つかるたびに、装甲の形や配列の復元像が変わってきました。
以前のソフトモデルでは身体の幅がやや狭く復元されていた時期のスタイルを作りましたが、今回は幅広の体型で、最新の装甲配列で造形しています。
もっともこれもまた新しい化石が発見されたら変わるかもしれませんね。 - 彩色は、重量感のある濃い茶系の色を採用しましたが、出来上がった商品を見て、どのようなイメージを持たれましたか?
- ヨロイ竜は、個人的にはグレー系のイメージを持ってました。プレミアムエディションの大きさのサンプルが作る前に、小さいフィギュアに彩色見本を塗るのですが、これは塗っているときから「いい色になった!」と思っていましたが、実際に塗られたプレミアムエディションのアンキロサウルスの彩色サンプルを見たときは、その大きさや存在感は想像以上でした。
- 最後にアンキロサウルス ビニールモデル プレミアムエディションについて、一言お願いします。
- A. ヨロイ竜はここ最近の人気のわりには、トイやフィギュアが少なかったように思いますが、このアンキロサウルス・プレミアムエディションは良いですよ!買って損なし。ティラノサウルスでも落とせない難攻不落の要塞のような恐竜をぜひお手元に。 惜しむらくはもうちょっと早く発売されてたら恐竜博2023に間に合ったのにね。
監修者プロフィール
荒木一成(あらき かずなり)
自然史系博物館での恐竜復元模型製作、恐竜図鑑などの原型製作を手がける日本を代表する恐竜造形師。