“かわいい”だけじゃない恐竜ぬいぐるみ
可愛くデフォルメされたフォルムの中に、全身に並ぶトゲやハンマー状の尻尾などの特徴が、ぎゅっとつめこまれたアンキロサウルスのぬいぐるみです。お子さまから大人まで楽しめる“かわいい恐竜”が登場です。
監修者 徳川広和さん インタビュー
- フェバリットのぬいぐるみシリーズ「スタッフドモデル」に、今回新たに5種類の恐竜・古生物が仲間入りしました。まずは、完成した新作全体の印象についてお聞かせください。
- 今回の5種も、それぞれにぬいぐるみとして表現したい特徴が違うので、デザイン作業は第一弾の5種とはまた別の難しさがありました。また、今回はモササウルスとプテラノドンという、恐竜以外の古生物2種が加わっています。 そのため、第一弾の5種と合わせて10種を並べた際には、モデル全体としてデザインの幅が広がり、より「フェバリット」らしさを表現できたのではないかと思っています。
- 徳川さんには、前回同様ベースとなるイラスト制作から恐竜・古生物の特徴の表現まで、幅広く監修をお願いしました。それぞれの恐竜について「特にこだわったポイント」や「見どころ」をご紹介いただけますか。
- トゲなどのパーツが多く、ぬいぐるみ化は難しいと思っていましたが、最初の試作の段階で私のデザインがほぼそのままで出来上がっているのに驚きました。制作現場のスタッフの皆さんのセンスと私のデザインの相性が良かったのかも知れません。
- カラーリングについては、前作同様に日常の空間にも自然に溶け込む落ち着いた配色でまとめられています。それぞれの恐竜の色を考える際に、意識されたイメージやモチーフがあれば教えてください。
- やはり、この恐竜の特徴である全身のトゲを際立たせるためにトゲはブラウンにしたかったので、それに合うように本体の色を明るめのグレーにしました。
- 最後に、今回のスタッフドモデルを手に取る方々へ、メッセージをお願いいたします。
- 第一弾での商品開発の経験があれば第二弾はスムーズに進むかも、と思っていましたが、予想外に苦労しました。恐竜・古生物の姿の幅広さとぬいぐるみとしてのデザインの難しさを改めて知る事になりました。とはいえ、今回も楽しい作業だったことは前回と変わりません。今回の5種の中にも皆さんのお気に入りが見つかればとても嬉しいです。
監修者プロフィール
徳川広和(とくがわ ひろかず)
パレオアーティスト/古生物復元模型作家
学術的な考証と立体物としての魅力が融合した作品をめざす恐竜・古生物復元模型作家。
