パシフィコ横浜で開催中の『巨⼤恐⻯展』の会場風景と、ショップを少しご紹介いたします。
今企画展は、ロンドンの大英自然史博物館で開催され、今年の1 月に大好評のうちに閉幕した企画展の国際巡回展で、横浜での開催が記念すべき第一会場目となります！
メインは⽇本初公開の、世界最⼤級の巨⼤⻯脚類『パタゴティタン・マヨルム』の全⾝復元骨格標本。
それ以外にも、多くの恐⻯や恐⻯以外の⽣物を⾒ることが出来ます。

入口を入ると、『生物の巨大化』のゾーンに入ります。
ここでは、トゥリアサウルス、絶滅生物のステップマンモス、今も生きているホッキョクグマやナガスクジラなどの「大きな動物」が展示されています。
また、上にはプテラノドンの骨格が吊り下げられており、下にはケツァルコアトルの骨格があり、様々な⾓度で翼⻯も楽しむことが出来ます。

次は、『恐⻯の巨⼤化』について学べるゾーンです。
「⼤きな恐⻯」と聞くと、草⾷の⻯脚類のイメージが強いですが、それ以外の獣脚類などでも巨⼤化は起こっております。ここでは、⻯脚類ではなく、ティラノサウルスやスピノサウルス、トリケラトプスなどの進化について説明と展示がされています。
ティラノサウルスは、骨格展示。スピノサウルスは水中を泳ぐ姿を再現した動く模型展示となっております。

さらに、トリケラトプスの展示では、左半分が骨格と筋肉系、右半分は生体復元というユニークな作りとなっており、骨格展示とは違った見方が出来るようになっております。

いよいよ、『ティタノサウルス類：最も⼤きな恐⻯たちのくらし』に⼊ります。
入ると思わず見上げる「パタゴティタン」の全身骨格。
⼤きさはもちろん、美しさもあり改めて⻯脚類の凄さを感じることが出来ます。
カメラには収まらない迫力が、実際に見た際の興奮になると感じました。
会場では、パタゴティタンについて詳しく説明されていますので、そちらも是非ご覧ください。

圧倒的な「パタゴティタン』の迫⼒を堪能した後は、『さまざまな⻯脚類』の展⽰です。
アマルガサウルス、バロサウルス、カマラサウルス、フクイティタン、ディプロドクスなど、様々な⻯脚類を⾒ることが出来ます。
奥⾏きがある会場の左右に、⻯脚類の展⽰がある、⼊り⼝から奥を⾒るだけでも楽しめる展示です。

展示会場の最後は「巨⼤恐⻯の終焉」という形で、エドモントサウルス、チンタオサウルス、ガリミムス、ヨロイ⻯類のクライトンペルタ、デンバーサウルスが展⽰されています。
特にデンバーサウルスは、尾の先にコブをもたない、ヨロイ⻯類の中でもノドサウルス科の⼀種、クライトンペルタは、尾の先にコブをもつ、ヨロイ⻯類の中でもアンキロサウルス科の一種であり、近くに2 体展示されているので見比べるのもいいかと思います。

ここからは、特設ショップのご紹介です。 巨⼤恐⻯展ということもあり、特設ショップもかなり広い会場となっております。
会場限定の公式図録はもちろん、それ以外にも会場限定商品、コラボグッズがズラリと並んでおります。
もちろん、限定グッズ以外にも、恐⻯グッズはございます。
フェバリット商品も、ビニールモデル、ペイントモデル、キーリング、ミニスカルなどが販売されております。

また、ショップ会場の中から、トゥリアサウルスやステップマンモスの骨格がいい感じに見えるので、皆さんもグッズだけでなく少し顔を上げて頂ければと思います。

今展示会では、カフェも併設されています。
一度ゆっくり休んでから、お土産選びをされてもいいかと思います。
会期は、2024年9月14日(土)までとなっております。ご注意ください。

巨⼤恐⻯展 2024
2024年7月13日(土)～9月14日(土)
開場時間：9:00〜17:00（入場時間は、16:30）
会場：パシフィコ横浜 展示ホールA
〒220-0012 神奈川県横浜市⻄区みなとみらい1-1-1
https://giantdinos-ex.com/